水力発電
九頭竜川下流発電所実施設計
2014年度 / 北陸農政局
九頭竜川下流二期地区は、福井県北部の福井・坂井平野に位置し、受益面積11,642haに及ぶ水田地帯です。水路の老朽化や混住化*)による水質悪化、海岸部の農地の塩水問題が生じたため、開水路をパイプライン水路に改修を行っています。
本業務では、パイプライン化を図った水路の農業用水を利用した小水力発電の実施設計を行ったものです。
*)農業集落において農家と農家以外(土地持ち非農家及び非農家)が混在して存在すること。
今回の業務では、九頭竜川下流二期地区のかんがい用水と発電専用水(豊水)の時期及び水量を分析し、年間を通じた効率的な発電計画の提案を行いました。
発電用水利権(豊水)の条件である下流の河川環境が悪化しないこと等を踏まえ、種々の検討・計画を実施することにより、関係機関との円滑な協議を心がけました。
当社が担当した九頭竜川下流発電所実施設計業務で北陸農政局長表彰を受賞(2016/3/4)
当社はかねてより農業水利を利用した小水力発電の計画・設計業務を数多く手掛けて参りました。
その中でも、北陸農政局管内では、整備完了から計画・建設中の31地区のうち、16地区を当社が担当させていただいております。
このたび、当社が担当した『九頭竜川下流発電所実施設計業務』に対し、2015年度 農林水産省北陸農政局所管 農業農村整備事業等の優良工事等請負者として、北陸農政局長表彰を受賞いたしました。
今回の受賞を励みとして一層のお客さま満足度の向上、感動されるサービスの提供に努め、低炭素社会の実現と地域貢献にコミットしていきます。
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