くの字形状で段差があり、元からあるコンビニエンスストアを取り囲むような敷地形状を考慮し、建物正面の設定やゾーニングを行いました。外観は、スッキリとした直線的なデザインとし、焼杉で縁取ることで周囲の自然環境に溶け込むような佇まいに仕上げ、鮮やかな朱色の縦ラインは電力の源となる新川地区を流れる川(早月・片貝・黒部)をイメージしており、豊富なエネルギーが絶えず注がれている様を表現しています。内部空間は、『魚津らしさ』をテーマに、この地ならではのデザインを盛り込んでいます。
魚津電気ビルは新川地区の電力の「安定供給」及び「災害時の拠点」として、重要な役割を担うことになります。これからも地域の皆様に親しんで頂ける建物になっていってほしいという願いを込めて、エントランスホールには、様々な設えを施しておりますので、一度お立ち寄りくださいませ。